精神疾患の自認がない人を説得し病院へコンビンサーという職業,押川剛

うつ,DV,依存症,発達障害,ひきこもりなど精神疾患を自分で自覚していない人を説得convinceするコンビンサーなるサービスを営む押川剛さんを知ったので紹介します.

最近図書館でルポを借りてきて読んでいるのですが,その中で

「セックス依存症だった私」

という本を読みました.まさしく性依存の方のルポです.

アマゾンでの取り扱いはないみたいです.

依存症から克服したいと自ら押川剛さんの元へ来た女性の話です.この本で初めて「コンビンサー」という存在とこの方を知りました.

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コンビンサーの仕事,日本初の「精神障害者移送サービスとは」

病識のない精神障害者や薬物依存者を直接の対話による説得という手段だけで,非拘束により精神病院へ移送する

押川剛さんは「コンビンサー(説得のプロ)」として,この本の発行時2005年時点で約800名の患者を移送してきたそうです.

これまでにさまざまなメディアや講演など取り上げられているので,すでに知っているという方も多いと思われます.

病識のない精神障害者とは

「病識のない」とは,

「自分が病気であるという自覚・認識」がないことをさします.

体に起きるケガ病気と違い,精神疾患は自分では気づきにくい特徴があります.

また重篤な精神障害者ほど,病識がなく治療や投薬の必要性が理解されていないそうです.

精神疾患は気づきにくい

  • キレる中年
  • 大人になってから発達障害と診断される
  • 過労でうつになり,気づかれないうちに自殺にまで追い込まれる
  • 精神疾患で職をなくし,ひきこもりやホームレスへとなっていくケース

などなど,耳にしたことのあるケースもあると思います.

自分で気づくことができない,と同時に周りにも気づかれにくいとも言えます.

その”気づかれにくい”以外に,

  • 見てみぬふり
  • 気づいているが疾患の知識がないので指摘できない
  • 説得しても聞く耳を持たない

など.まず他人から指摘することは極めて難しいと思います.周りに家族や兄弟がいない場合は知らず知らずに重篤化していまうケースも考えられます.

他人事ではない精神障害

正直大きな問題で書ききれないので要所をまとめる感じになります.

現代病とも言われるうつ病.増え続ける自殺.

現代人に切っても切れないメンタルヘルス分野です.もっと関心も持ってもいいんじゃないでしょうか.

いつ自分がメンタルに支障をきたす日がくるか分かりません.

トキワ精神保険事務所について

トキワ精神保健事務所│精神障害者移送サービスをはじめメンタルヘルス(統合失調症・薬物依存・アルコール依存・長期ひきこもり)に関する問題を解決します。
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電話での相談も行っているそうです.(要予約)

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