オートミールと言えば、ウォレスとグルミットなんです。違いますか?イギリスの人気クレイアニメです。この話の中でよくオートミールが出てきます。
イギリスのポピュラーな朝食なんだそうです。教育テレビで放送していたのは吹き替えが萩本欽一さんでした。よく見ていました、懐かしい。他にもクレイアニメが結構好きでピングーやひつじのショーンやいろいろ見ていた記憶があります。
youtubeにポリッジ回がありました。check it
ウォレスとグルミットが食べているのはオートミールじゃなかった
ウォレスとグルミットが食べている、これがオートミールなのか〜と当時見ていました。
しかし実際オートミールを買って食べてみると見ていたものよりネチャネチャというかベチャベチャしていないんですよね。買ってみたのは、クエーカーというメーカーのオールドファッションというタイプのものです。
そこで調べてみると、オートミールで作られたポリッジ(porridge)という粥が正しいようなんです。そもそも、イギリスの朝食として食べられているのが”ポリッジ”といえます。言い換えれば、イギリス人の言うオートミールがポリッジなのです。
オーツの加工の仕方に違いがあった
日本でも広く売られているこの平たいフレークタイプ。世界でもこれが最も一般的なタイプなようです。クエーカーのオールドファッションもこのタイプです。
このオートミールを”ロールドオーツ”と言います。
ローラーでえん麦を押し伸ばしているからそう呼ばれます。
しかし、本場イギリスでポリッジに使われるオーツは、Steel Cut Oat スチールカットオーツになります。えん麦を2つ3つにカットした形状をしています。えん麦をみじん切りにしたような感じ、粟やヒエのような細かい粒状になっています。
ロールドオーツよりスチールカットオーツのほうが低GI
この形状からロールドオーツよりスチールカットオーツのほうが吸収が遅く、腹持ちもよく朝食に適していると言えます。
海外の女優さんがオートミールを食べてダイエットをしたというのを聞いたことがありますが、それもこっちのスチールカットオーツだと思います。腹持ちがよければ血糖が緩やかになり、お腹もあまり空きません。
スチールカットオーツのほうがおいしい
調べに調べると、ロールドオーツのポリッジよりスチールカットオーツで作ったポリッジのほうがクリーミーでおいしいようです。
熱湯をかけるだけでもやわらかくなります。”True oatmeal”真のオートミールと呼ばれるスコティッシュオーツはスチールカットオーツのさらに細かく粉状(小麦粉)に近くなります。
原理的にそりゃおいしいですよね。だってパンのほうがもっと美味しいですから。
ポリッジの作り方
オートミールを水や牛乳で好きな頃合いまで鍋で3,4分煮るだけです。
ポリッジがオススメな理由
アレンジが効く
なによりあったかいお粥が朝には最適。30にも近くなると朝から冷たい牛乳でシリアルは食べれません。
乳糖耐性があっても無理です。
そもそも日本人の8割は乳糖を分解する能力をもってないそうです。日本人に牛乳は向いてないということです。
ひとつまみ塩を入れるのもおすすめです。アレンジして中華粥なんかもいいですね。もちろん牛乳の割合を少なくするという手もあります。このようにいろいろな食べ方がポリッジでは出来ます。
ポリッジは胃腸にやさしい
朝は消化にいいものを食べましょう。別にポリッジは朝食べなきゃいけない理由はありませんが、消化吸収の遅く腹持ちのいい食べ物ですから朝が一番適しているのは事実です。
紹介したスチールカットオーツがおすすめです。しかしロールドオーツをそのままミキサーにかけてしまえば同じではないでしょうか。
実際にミキサーにかけているという人も見たことあります。よりおいしく食べられると思います。私自身ロールドオーツを食べて繊維質が多いのはいいことなんですが、逆に消化不良ぎみになって下痢になったことが何回かあります。”ミキサーかげ”今度やってみます。(ミキサー持ってないんす)
作り方が一文ですみません。それだけ簡単ということです。あとでおいしいアレンジなんかを追記したいと思います。