“エントリータイミング 重要”とキーワード打って検索してみると、エントリータイミングが一番重要という記事とエントリータイミングは重要じゃないという意見の記事が見られます。このことについてまとめてみました。
エントリータイミングは一番重要だ
この主張は正しいのか、正しくないのか。
まず時間帯について。これは初心者でも知っているボラの大きい時間帯の方が値幅を取りやすいので利益を得やすい。よってニューヨーク時間や欧州時間がエントリーに適していると言えます。
ただし、欧州が始まった直後やニューヨーク時間が始まった直後、ロンドンフィックス後は値動きは極端に大きくなる恐れがあるのでやめたほうがいいというのが定説。指標の前後ももちろんのこと
安値と高値のエントリータイミング
これも難しい。順張りトレンドフォローを前提として高値安値のブレイクを狙うのか、押し目戻り売りなどの安くなった時に買い、高くなったときに売るタイプなのかスタイルにも分かれる。
重要なラインでの攻防を短期足で順張り逆張りするなどマルチタイムの分析も有効。
また、高値や安値付近はストップ狩りに合いやすく往復ビンタという自分の思った方向とは逆に狩られるという現象も起きやすい。そのため、注目されているような重要なラインではトレードしないというトレーダーもいる。
エントリータイミングが重要という主張に共通していると感じるのは、いかに損を小さくできるか、損切り幅を小さくするかということ。
それからエントリーは値動きの歪みをピンポイントで狙うことが重要という考え方のように思える。
エントリータイミングは重要ではない
この主張には、エントリータイミングよりそれ以前にストップリミットをしっかり決めてエントリーに入っているかが重要と説いていることが多い。
確かに、十分なリスクリワードが見込めないつまり期待値がないタイミングではエントリーはしないことが賢明だ。
ランダムウォーカー
またこんな意見もある。相場はランダムなのだから、いつエントリーしても同じ。リスクリワードを固定していて優位性が少しでもあれば利益が残る、という意見。
確かに統計的にみて有利であれば、大数の法則にまかせてしまいリスクリワードは固定してしまうというのもひとつではある。
手仕舞いのほうが重要
エントリーが多少づれていたとしても、エントリーしたあとちょっとでも違うと思ったらストップに届く前に損切りしたり、建値に移動したりすればよいという意見。
利益確定も難しい確かに。リミットに達しても勢いがあればリミットをずらしたほうがもっと利益を残せる。しかし到達せずに戻ってしまえば利益がへってしまう。
まとめ
損切り貧乏にならないこと
損小利大を目指すこと
一貫した規律、ルールに従うこと
これらが重要ってこと